粉粒体貨物の充填

担当教員:
定木淳、岡屋克則

 ハイドレートは雪のような性状の固体であり、ハンドリング性を向上させるため、大小のブロックあるいはペレットに成形する方法が考えられている。そもそも、石炭が石油や天然ガスに取って代わられた理由の一つがハンドリング性であった。このように、ハイドレートの輸送・貯蔵における技術課題の一つがハンドリングである。
 ペレット方式を前提とし、粉粒体の充填方法を考案し、5,000円の費用で模型を製作する。グループに分かれ、充填成績(=(容器内質量)/(投入質量)×(容器内容積)/(容器容積))を競うコンペ形式とする。実現性の見込みがまったくない充填方法は認めない。コンペに先立ち各グループがプレゼンをして、他グループ、教員が納得できる方法を採用すること。

粉粒体充填装置の制作例