大和 裕幸 教授

卒業論文テーマ

研究テーマ 産業環境学の構築
研究室の紹介

本研究室は、柏キャンパスの新領域創成科学研究科人間環境学専攻に所属しており、稗方和夫准教授と共同で活動を行っている。情報技術の応用を技術シーズとして、課題解決型の産官との連携研究プロジェクトを数多く行っていることが特色である。

最大受入人数 3名
研究室ウェブサイト http://www.nakl.t.u-tokyo.ac.jp/is/
実施場所 柏キャンパス環境棟2階274号室を中心に、本郷キャンパス工学部3号館310号室を補助的に利用
柏への移動は交通費の補助を予定
備考
卒業論文テーマ
  • グローバル経済分析システムの構築 - シミュレーションによる造船所海外展開の検討
卒業論文の狙い

造船所は近年のコスト増の問題から、海外へ工場の一部を展開することが検討されている。しかしながら、海外展開には文化の違いによるトラブルや品質の低下・納期の遅れなどの様々なリスクが存在する。上記のようなリスクをシミュレーション技術を用いて定量的に評価することで、造船所海外展開の意思決定を支援するシステムの開発を行う。

卒業論文の内容/計画 海外展開におけるリスクの調査や、プロジェクトマネジメント・シミュレーション技術の基礎を習得した後に、対象となる問題を想定してモデル化を行い、シミュレータの開発を行う。
研究室にあるインフラや過去のデータを活用しつつ、実際に関連する現場の方々へのインタビューや調査・打ち合わせなどを通じて研究テーマを固める。
定期的に、研究室の教員や大学院生の学生とのミーティングを行いながら研究を進める。
備考

卒業論文テーマ
  • 社会システムの実装 - オンデマンドバス導入による高齢者への影響評価
卒業論文の狙い

本研究室で開発した新しい公共交通であるオンデマンドバスは全国各地で導入が進んでおり、特に高齢者に多く利用されている傾向がある。本研究では、オンデマンドバスを利用することで高齢者の生活がどのように変わったかを、高齢者の生活習慣や医療費・地域内の様々なデータと連携して分析し、オンデマンドバス導入の効果を検証する。

卒業論文の内容/計画 オンデマンドバスシステムと過去の研究の調査を行いつつ、実際にオンデマンドバスが導入されている地域へ調査をしながらどのような分析が可能かについて検討する。また、分析・調査に関しては対象地域の自治体などと協力しながら行う。
研究室にあるインフラや過去のデータを活用しつつ、実際に関連する現場の方々へのインタビューや調査・打ち合わせなどを通じて研究テーマを固める。
定期的に、研究室の教員や大学院生の学生とのミーティングを行いながら研究を進める。
備考

卒業論文テーマ
  • 文化情報創造学の構築 - 東京大学新図書館計画に向けた次世代デジタルアーカイブシステムの開発
卒業論文の狙い

本研究室で構築された平賀譲デジタルアーカイブを始め、様々なデジタルアーカイブが存在する。一方で、デジタルアーカイブを単なる閲覧以上の目的で有効活用されている事例は少ない。東京大学新図書館計画に対応して、既存のデジタルアーカイブにどのような仕組みを加えればよいかについて検討し、プロトタイプシステムの構築を行う。

卒業論文の内容/計画 デジタルアーカイブ、セマンティックWeb技術に関する理解から始める。平賀謙デジタルアーカイブを中心に、東京大学にある他のデジタルアーカイブとの連携などを想定しながら、プロトタイプシステムの開発と実証を行う。
研究室にあるインフラや過去のデータを活用しつつ、実際に関連する現場の方々へのインタビューや調査・打ち合わせなどを通じて研究テーマを固める。
定期的に、研究室の教員や大学院生の学生とのミーティングを行いながら研究を進める。
備考

卒業論文テーマ
  • ポスト産業社会の構築 - 造船所の設計工程におけるボトルネック特定と分析
卒業論文の狙い

船を製造する際には膨大な数の図面が必要となる。そのため、船の仕様が変更になった際にどの図面を修正すべきかや、どの図面を修正するとどの程度影響があるかを把握することは難しい。本研究では、図面管理システムのログデータを用いて、図面間の関係性やボトルネックの特定を行うことが可能な手法について検討し、分析システムのプロトタイプを構築する。

卒業論文の内容/計画 船の設計に関する知識やプロセス分析に関する基本的な知識の習得の後、対象とするデータを分析するためのフレームワークの検討と分析システムの開発を行う。
研究室にあるインフラや過去のデータを活用しつつ、実際に関連する現場の方々へのインタビューや調査・打ち合わせなどを通じて研究テーマを固める。
定期的に、研究室の教員や大学院生の学生とのミーティングを行いながら研究を進める。
備考

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