研究テーマ | 環境に調和した社会システムをつくるには? |
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研究室の紹介 |
環境問題、主に地球温暖化問題を対象として、特にエネルギーの生産、利用、消費の側面からの各種対策の提案ならびに評価を行なっています。
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最大受入人数 | 3名 |
研究室ウェブサイト | http://www.ee.k.u-tokyo.ac.jp https://www.facebook.com/y.yoshida.lab |
実施場所 | 工学部9号館310, 311号室(または柏キャンパス環境棟4階) |
備考 |
希望に応じて柏キャンパスにもデスクとPCを用意します。研究のテーマにより週1回の柏キャンパスでの大学院生のゼミに参加することを推奨します。 |
卒業論文テーマ |
1. 戸建住宅における空調熱負荷簡易推計モデルの構築 2. 家庭における電力消費の実測データの解析 3. 次世代自動車の普及のための選好調査分析 ほか。以上のテーマは一例であり、配属後の相談でその他のテーマを設定することも可能です。 |
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卒業論文の狙い |
以下を参照 |
卒業論文の内容/計画 |
1. 戸建住宅における空調熱負荷簡易推計モデルの構築 【内容】 家庭の空調エネルギーはエネルギー消費の多くの割合を占めている。HEMS(ホームエネルギー管理システム)によるエネルギー消費の見える化は省エネに寄与することが期待できるが、そもそもどの程度のエネルギー消費量が省エネといえるのかは必ずしも明確ではない。空調のエネルギー消費は、世帯の省エネ性向による差だけでなく、住宅そのものの断熱性能によってその大きさが世帯ごとに大きく異なっている。住宅の断熱性能、気温などの気候条件によって標準的な空調エネルギーを示すことができるならば、省エネの努力の度合いを適切に評価することが可能である。標準的な空調エネルギーは、外部条件を設定すれば空調熱負荷計算のソフトウェアによって求めることができるが、HEMSを通じて一般の人々に利用してもらうためにはもっとシンプルなツールが必要である。本研究では簡易な熱負荷推計ツールを作成し、省エネ政策に寄与する成果を上げることを目的とする。 【計画】
2. 家庭における電力消費の実測データの解析 【内容】 近年、スマートメータやHEMS(ホームエネルギー管理システム)の普及によって家庭の電力消費量のデータとして、世帯別、時間別のデータが蓄積されている。ビッグデータの一種であるこのデータを処理することで、省エネや節電につながる知見を導き、これを居住者にフィードバックすることによって省エネや節電につなげる取り組みが始まっている。本研究では1年以上にわたる数百世帯の電力消費ならびに太陽光発電設備の発電量データを用いて、居住者への省エネアドバイスを行うための基礎的なデータ解析、地域別の日射量と各地域の太陽光発電設備の稼働量の比較による設備の信頼性評価等の解析を実データに基づいて行う。 【計画】
3. 次世代自動車の普及のための選好調査分析 【内容】 電気自動車等の次世代自動車は環境面で優れた性能をもっているものの、価格や走行性能、インフラの未整備などにより普及が停滞している。他方、すでに一般向けに発売されている二次電池による電気自動車に続き、2015年に燃料電池自動車が発売される見込みである。これらの次世代自動車を普及させるためには何をどうすることがどの程度効果的なのかを把握することが重要で、そのためには消費者の自動車に対する選好を知る必要がある。本研究では消費者の自動車に対する選好調査を行い、その結果に基づいて次世代自動車の普及の課題の抽出や政策提案を行う。 【計画】
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備考 |