鈴木 克幸 教授

卒業論文テーマ

研究テーマ 構造力学、最適設計
研究室の紹介

私の 研究室では,力学シミュレーションの手法の開発,最適設計、それらの手法を用いた製品設計への応用を行っています。これらの理論の理解も重要ですが、領域プロジェクト,卒業論文においては主に応用面に焦点を当てた研究を行います.力学シミュレーション技術はCAEとして広く社会に用いられており,学生時代にCAEを深く勉強することは将来製造業において製品設計,開発などを行う際に有用です。
主にプログラミングを行うので,PCのハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク技術に興味のある学生を歓迎します.
詳細は相談に応じますので、ご連絡ください。

最大受入人数 3名
研究室ウェブサイト 構造力学(鈴木・柴沼)研究室
http://www.struct.t.u-tokyo.ac.jp
実施場所 工学部3号館3階347 構造研究室
備考

同じ構造系の研究室として、栗山先生、柴沼先生と連携しています。

卒業論文テーマ (1)ゴルフスイングのメカニズム解明とクラブの最適設計
(2)自己組織化マップを用いたゴルフスィングのパターン分類
(3)船舶の振動モニタリングシステムの開発
卒業論文の狙い

iいずれの卒論も、企業などとの共同プロジェクトに参画してもらい、実社会における研究開発の最前線を体験してもらいます。

卒業論文の内容/計画
  • (1) ゴルフスィングは人間と人工物の連成する複雑な問題です。人間の動きのマルチボディダイナミックスシミュレーション、ゴルフクラブの有限要素法シミュレーションと、最適設計、最適制御技術を用いて最適な人間の動き、最適なゴルフシャフトの剛性分布を検討します。
  • (2) これまでの共同研究で得られた様々なプレーヤーのスイングパターンに対し、自己組織化マップの手法を用い、スイングのパターンに分類します。それにより、スイングの個性を考慮したオーダーメードゴルフクラブ提案システムの開発へと結びつけていく予定です。
  • (3)船舶に加速度計を取り付け、その計測データを用いて荒れた海象時の船体構造へのダメージを計測するシステム開発を行っています。複数の加速度計のデータに対し、ERAを用いて構造の同定を行う手法を開発することを目指します。
備考

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