田中 謙司 特任准教授

卒業論文テーマ

研究テーマ 物流・エネルギーなどの社会システム設計の研究
研究室の紹介

技術の進歩によりIOTなどに象徴される個別かつ大規模なデータが集積可能になってきた。当研究室では、これらデータを活用し社会システムをモデル化して再現する手法の研究を行っております。これらに基づき効率的な社会システムの設計開発を目指しています。

最大受入人数 3名
研究室ウェブサイト http://www.sys.t.u-tokyo.ac.jp/staff/tan.html
実施場所 本郷キャンパス 工学部3号館326号室
備考

阿部研究室、青山研究室とも共同で研究会を開催します。

卒業論文テーマ
  • 卒業論文テーマ(1)長期的需要変動に基づいた東アジア物流ネットワークの設計
  • 卒業論文テーマ(2)災害時のレジリエントな陸海空を統合した物流輸送システムの設計
  • 卒業論文テーマ(3)需要予測に基づいた資産リソースの有効活用に関する研究

ほか

卒業論文の狙い

卒業論文の研究を通じて、工学的な手法の活用法とその成果の社会への還元のプロセスを体得することを目的とする。

卒業論文の内容/計画
  • テーマ(1)直近10年で海上物流ネットワークは大きな変遷を遂げてきている。本研究では、数十年の長期的な視野に基づき東アジアの海上物流ネットワークの効率化の可能性を調査研究し、中期的な海上物流ネットワークとその輸送機関、港湾などの整備政策に関する研究を行う。
  • テーマ(2)災害時の物流確保は国内外で喫緊の課題として認識されている。本テーマでは、比較的被害を受けにくい海上輸送、航空輸送も活用した災害時の輸送システムを検討する。まずは、その活用のための課題の基礎的な調査を行い、海上輸送、陸上輸送の災害時の被災状況を調査し、国内の災害を想定した輸送システムの設計法の開発と検証を行う。
  • テーマ(3)企業活動において需給変動の対応は大きな課題である。ピークに対応すれば、閑散期の資産効率は低下し、一方でピークには機会損失が発生する。本研究では、需要予測などの手法を用いることでこれら利用可能資産を特定し、これらを活用することで全体システムの効率を向上させる。
備考

実践的な研究を行いながら学術的な体系としてまとめることに興味のある方を求めます

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