稗方 和夫 准教授

卒業論文テーマ

研究テーマ 産業環境学の構築
研究室の紹介

本研究室は、柏キャンパスの新領域創成科学研究科人間環境学専攻に所属している。情報技術の応用を技術シーズとして、課題解決型の産官との連携研究プロジェクトを数多く行っていることが特色である。

標準受入人数 3名(各テーマの定員は1名、全体で3名)
研究室ウェブサイト http://www.nakl.t.u-tokyo.ac.jp/is/
実施場所 柏キャンパス環境棟2階274号室。柏キャンパスへの移動は交通費の補助を予定
備考

卒業論文テーマ
  • オンデマンドバスのログデータを用いた高齢者の生活パターン変化検知
卒業論文の狙い

本研究室で開発した新しい公共交通であるオンデマンドバスは全国各地で導入が進んでおり、特に高齢者に多く利用されている傾向がある。本研究では、三重県玉城町を対象としてオンデマンドバスのログデータと地域内の様々なデータを用いて高齢者の生活パターンの変化を検知する手法を開発し、高齢者の見守りサービスシステムの構築を行う。

卒業論文の内容/計画 オンデマンドバスシステムと過去の研究の調査を行いつつ、三重県玉城町の社会福祉協議会などと連携しながら研究テーマを固める。また、統計やデータ処理、異常検知のアルゴリズムについても調査する。
定期的に、研究室の教員や大学院生の学生とのミーティングを行いながら研究を進める。
備考

乗り合い型交通システム コンビニクル

卒業論文テーマ
  • レーザスキャナを活用した船舶部材へのプロジェクションマッピング
卒業論文の狙い

本研究室ではレーザスキャナを用いた船舶部材の精度評価システムの開発を行っているが、部材の工作精度情報をコンピュータ上ではなく船舶部材に直接照射(プロジェクションマッピング)することでより現場の作業者が現状の工作精度をより直感的に捉えることが可能である。本研究では、船舶部材を対象に造船所で部材の工作精度の情報をプロジェクションマッピングするために必要な技術開発を行う。

卒業論文の内容/計画 研究室での開発から、共同研究先により商用化されたソフトウエアでのプログラミング技術(主な使用言語はC#)と溶接による構造部材の変形の基礎を習得したのちに、工場で計測された実データの処理方法およびプロジェクションマッピング方法を検討する。
定期的に、研究室の教員や大学院生の学生とのミーティングを行いながら研究を進める。
備考

卒業論文テーマ
  • 製造プロセスへのIoT技術導入の意思決定支援
卒業論文の狙い

IoT(Internet of Things)技術の導入が造船・鉄鋼をはじめとする製造業でも検討されはじめているが、全体の製造プロセスのどの箇所にIoT技術を導入すればよいのかについて定量的に評価する手法が必要である。本研究では、造船会社を対象に船舶建造シミュレーションとシステム工学の技術を利用してIoT技術の導入を検討する手法を開発する。

卒業論文の内容/計画 研究室での過去の研究の調査からはじめる。プロセスの記述方法と技術のモデル化について調査を行いながら、造船会社で行われている実際の業務についても調査する。
定期的に、研究室の教員や大学院生の学生とのミーティングを行いながら研究を進める。
備考

ページトップへ