経済活動とは答えのない問題に対する意志決定の連続であり、一定の時間内に何かしらの答えを出し、意思決定プロセスを論理的に説明しなければならない。「人間が欲するものを作り出す」ことを目的とする工学は、「真の答えはないが必ず答えなければならない問題」にどうアプローチすれば良いのだろうか。  経済工学Ⅱにおいては、イノベーション(新しい価値)の実現に向けて、グループにおいてどのように他者から学び、他者に働きかけて、知識を共創すれば良いか、組織活動に必要になるチームワークとリーダーシップを開発する。