システム創成学科B/Fコース「シミュレーション・デザイン/数理社会デザイン」
2006年度 講義シラバス
- 科目名
- 基礎プロジェクト〜特許について考える
- 担当教員
- 越塚誠一 教授
- 種目・単位数
- 必修 3単位
- 時期・場所
- 3年夏学期 水曜3〜4限(13:00-16:15)
本郷 工12号館1階 中会議室
- 講義の目的
- 特定の技術分野を取り上げ、それに関する特許の展開・動向を調査する。これによって特許の戦略を考察した上で、特許出願書類を参考書に沿って実際に書いてみる。
- キーワード
- 知的財産権、特許
- 内容
- 技術開発、会社経営、科学技術政策にとって、知的財産権は今後ますます重要になる。知的財産権のうち、特許は特に重要であり、自ら出願申請書を書くことにより、特許の読み方、申請方法のリテラシーを習得し、特許戦略を具体的に考えられる力をつける。
- ある特定の技術分野に関して、自ら特許を出すことを想定する。
- その分野に関する過去の特許を調査する。(特許庁のデータベースを利用)
- 新しいアイデアを仮に考え、特許申請書としてまとめる。
- 他の学生の書いた申請書を審査官になったつもりで、拒絶理由を考える。
- 特許関係の専門の方の話を聞く。(1回)
- 教材
- 大塚康英監修「特許・実用新案出願のしかた」西東社
- 成績評価の方法
- 出席とレポートによる。
- 受講者へのメッセージ
- 特許願を書くことはビジネス戦略を考えることに通じるところがあります。
- 備考
- ノートPCを持参のこと。