システム創成学科B/Fコース「シミュレーション・デザイン/数理社会デザイン」
2006年度 講義シラバス
- 科目名
- 応用プロジェクト〜君は何をトラップするか?
- 担当教員
- 長谷川秀一 助教授
- 種目・単位数
- 必修 3単位
- 時期・場所
- 3年冬学期 木曜3〜5限(13:00-17:30)
本郷 工12号館1階 121号講義室
- 講義の目的
- 交流電場を用いて,荷電粒子をトラップする装置を設計・製作することによりシミュレーションと実験の対応を体得するとともに,量子コンピュータなど最先端物理にも触れる.
- キーワード
- イオントラップ,Paul トラップ,四重極,電場解析,電気回路
- 内容
- 解析的な手法による電場計算,荷電粒子の軌道の数値シミュレーションを行うとともに,それをもとに実験装置を作成し,荷電粒子の観測を行うことで,シミュレーションを実証する.
- イントロ:トラップの紹介と荷電粒子を捕獲する上で必要な条件について解析的検討.
- 設計:具体的な機材をもとにした実験装置の設計および数値シミュレーション.
- 製作:装置の製作.
- 製作:装置の製作.
- 観察:トラップされたさまざまな荷電粒子を観測し,数値シミュレーションと比較.
- 発表:各グループのプレゼンテーション,レポート報告.
- 成績評価の方法
- 出席,発表,レポート,参加意欲などの総合評価.
- 受講者へのメッセージ
- 予備知識は何もいりません.実際に自らの手で作った装置が動いたときの感激と,その結果が数値シミュレーションとぴったり一致したときの感激を味わってください.これは両方やらないと味わうことはできません.
- 備考
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