システム創成学科B/Fコース「シミュレーション・デザイン/数理社会デザイン」
2006年度 講義シラバス
- 科目名
- 領域プロジェクト〜大規模並列FEM解析
- 担当教員
- 奥田洋司 教授
- 種目・単位数
- 必修 3単位
- 時期・場所
- 4年夏学期 木曜3〜5限(13:00-18:00)
本郷 工12号館1階 中会議室
- 講義の目的
- CADによるモデリング、並列FEM構造解析の理論と実践、計算結果の可視化まで、一連のハイパフォーマンスコンピューティングプロセスを体験する。これによって、科学技術シミュレーションの威力と限界を理解する。
(関連講義:変形と流れ、シミュレーション環境、ハイパフォーマンスコンピューティング)
- キーワード
- 並列FEM,構造解析,HPC,CAD,CAE,ビジュアリゼーション
- 内容
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第1回 ガイダンス、演習全体のデモ
第2回 並列FEM構造解析プログラムの解読
第3回 例題設定、ソフトウェア環境・並列計算機環境の習得
第4回 モデル作成、境界条件の設定、変形・応力解析
第5回 モデル作成、境界条件の設定、変形・応力解析
第6回 成果発表会
- 教材
- 並列有限要素解析[I]クラスタコンピューティング, 奥田洋司・中島研吾共編, 培風館, 2004.
その他、資料を適宜配布する。
- 成績評価の方法
- 出席とレポートに基づき評価する。
- 受講者へのメッセージ
- 本プロジェクトでは(「構造物の変形」という問題を対象としていますが)、これまでに学んできた、連続体の力学、離散化、プログラミング、計算機利用技術、等の総合的な活用スキルが身につくよう配慮しています。
- 備考
- 講義の「変形と流れ」、「ハイパフォーマンスコンピューティング」を履修していることが望ましいが、必ずしも必須条件ではない。