システム創成学科Bコース「シミュレーション・数理社会デザイン」
2007年度 講義シラバス
科目名
基礎プロジェクト〜特許について考える
担当教員
越塚誠一 教授
種目・単位数
必修 3単位
時期・場所
3年夏学期 水曜3〜4限(13:00-16:15)
本郷 工8号館3階 324B室
講義の目的
特定の技術分野を取り上げ、それに関する特許の展開・動向を調査する。これによって特許の戦略を考察した上で、特許出願書類を参考書に沿って実際に書いてみる。
キーワード
知的財産権、特許
内容
技術開発、会社経営、科学技術政策にとって、知的財産権は今後ますます重要になる。知的財産権のうち、特許は特に重要であり、自ら出願申請書を書くことにより、特許の読み方、申請方法のリテラシーを習得し、特許戦略を具体的に考えられる力をつける。
  1. ある特定の技術分野に関して、自ら特許を出すことを想定する。
  2. その分野に関する過去の特許を調査する。(特許庁のデータベースを利用)
  3. 新しいアイデアを仮に考え、特許申請書としてまとめる。
  4. 海外への特許出願について調査する。
  5. 自らが書いた特許にもとづいて事業計画を作成する。
教材
大塚康英監修「特許・実用新案出願のしかた」西東社
成績評価の方法
出席とレポートによる。
受講者へのメッセージ
特許願を実際に書くことにより、特許の書き方を習得し、ポイントを押さえた読み方ができるようになる。また、事業計画を作成することで、事業計画の一環として知的財産権を位置づけられるようにする。
備考
ノートPCを持参のこと。