増田　宏 准教授 テーマ一覧

都市や施設などの現実世界の空間情報を取得し，Web等で閲覧できる３D仮想環境を構築する研究は，CGなどの分野で盛んに研究されています．本プロジェクトでは，固定レーザ，車載レーザ，航空機搭載レーザなどから取得されたデータを解析することで，３D仮想環境が誰でも簡単に構築できる手法を研究します．
点群データとしては，都市，工業設備，歴史的建造物，娯楽施設などを扱います．

以下のようなテーマがあります．これらのテーマから選択できます．

1. 車載移動測量データからの仮想環境構築
   • 車にレーザ計測装置を搭載して，道路周辺の３D情報を取得するための装置が開発されています．そうした装置を使うと，数万km にも及ぶ３D情報が簡単に得られます．本プロジェクトでは，そうした大規模データを自動解析し，３D情報を抽出するための手法を検討します．
2. 航空測量データからの３D都市空間の生成
   • 都市部の航空測量データを用いて，Google Earth 等で閲覧できる３Dコンテンツを作成するための手法を検討します．

十分なグラフィックス性能を持ったノートPCを貸与します． 以下のようなスケジュールを考えています．

1. プログラミングの基礎に関する学習と演習を行います．言語は C++, 環境はMS Visual C++ を用います．
2. ３次元処理の初歩について講義を行います．
3. 研究に関連する文献調査を行います．
4. 教員と修士学生の指導の下，領域テーマの課題を検討します．

十分なグラフィックス性能を持ったノートPCを貸与します． 以下のようなスケジュールを考えています．

1. プログラミングの基礎に関する学習と演習を行います．言語は C++, 環境はMS Visual C++ を用います．
2. ３次元処理の初歩について講義を行います．
3. 研究に関連する文献調査を行います．
4. 教員と修士学生の指導の下，領域テーマの課題を検討します．

３Dコンテンツは，閲覧やシミュレーションなど，様々な場面で利用されます．本プロジェクトでは，３Dコンテンツを簡単に作成するための汎用的な技術について研究します．

以下のようなテーマがあります．これらのテーマから選択できます．

1. 点群モデリングとイメージベースモデリングとの融合
   • ３次元の計測点群を平面に投影すれば，デジカメ写真と同等以上の画像が作れます．この画像を使って，いろいろな３Ｄ形状を直感的にモデリングする方法を調査・検討します．
2. 事例ベースモデリング手法
   • 人工物の形状には規則性やパターンが存在します．対象物の知識や雛形をデータベース化することで，現実世界のモノの３D仮想モデルを容易に作成する手法を調査・検討します．
3. 簡易計測手法を用いた３Dモデリング
   • ビデオやキネクトなどを用いて，３D情報を取得することができます．本プロジェクトでは，そうした安価な装置を用いて，３D仮想環境を作成するための手法を検討します．
4. その他
   • 面白いテーマはいろいろとあると思いますので，上記以外でも，提案してみてください．

十分なグラフィックス性能を持ったノートPCを貸与します． 以下のようなスケジュールを考えています．

1. プログラミングの基礎に関する学習と演習を行います．言語は C++, 環境はMS Visual C++ を用います．
2. ３次元処理の初歩について講義を行います．
3. 研究に関連する文献調査を行います．
4. 教員と修士学生の指導の下，領域テーマの課題を検討します．