増田 宏 准教授 テーマ一覧
研究内容
本研究室では,3D 処理や画像処理技術などを用いたビジュアルシステムの研究開発を行っています.
本年度は,現実世界にできるだけ忠実な3D仮想空間を少ない労力で生成できるシステムの開発を目標にします.
資料
研究室紹介資料は
こちらから,また,応用プロジェクトの研究室紹介の資料の抜粋は
こちらからダウンロードできます.
その他
テーマについては相談に乗りますので,masuda@sys.t.u-tokyo.ac.jp まで連絡してください.
領域プロジェクト(最大受入可能人数:3名)
- ・テーマの選定は配属後に決めても構いません.
- ・C++言語を使いますが,事前に C++ を知っている必要はありません.授業でやったJAVAの知識程度を想定しています.
領域プロジェクト名称 |
3次元移動計測を用いた都市空間の3D仮想モデル化に関する研究 |
最大受入人数 |
2名 |
プロジェクトの狙い |
3Dコンテンツは,設計生産,映像・ゲーム,3Dマップ,シミュレーションなどに広く用いられています.最近では,レーザスキャナを用いて広域な範囲を短時間で計測することが可能になっており,そうしたデータを用いることで,市街地の忠実かつ詳細な3D仮想空間を構築することが可能な状況になってきました.本プロジェクトでは,自動車に搭載されたレーザスキャナ,GPS,IMUによって取得された市街地の3Dデータを解析して,都市の3次元CGモデルをできる限り簡単に作成する手法を検討します.なお,領域プロジェクトでは,完結したプログラミングが体験できるように,相談の上で作業の絞込みを行います. |
プロジェクトの内容 |
- コンピュータグラフィックスの基礎技術の学習
- 関連技術の調査
- C++プログラミングの実習 (開発環境は,Visual C++ または Linux が選択できます)
- 3次元処理手法の検討と評価実験
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プロジェクト開催場所 |
プレハブA 増田研究室 |
プロジェクト計画 |
4月: CGの学習とC++プログラミング実習
5月: 関連研究の調査
6月: 3次元処理プログラムの実装
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ホームページ |
http://www.nakl.t.u-tokyo.ac.jp/~masuda/index_j.html |
領域プロジェクト名称 |
大規模点群データを用いたキャンパス・ストリートビューの生成 |
最大受入人数 |
2名 |
プロジェクトの狙い |
東京大学の本郷キャンパスを例題に取って,キャンパスの詳細な3D地図提示システムを考えます. 現在,Web上では Google Street View
などが広く利用されており,目的地までの経路の実写画像を確認できます. しかし,提示範囲は道路周辺に限定され,また定められた経路しか閲覧することができません.
本プロジェクトでは,写真と同等レベルの高密度の3次元点群データをデータベース化し, ユーザが指定した任意の経路での3DViewを自動生成して提示する方法について考えます.プロジェクトにあたっては,100m以上の全方位が計測できる最新式の高性能レーザスキャナを用いて,キャンパスの計測データを取得します.なお,領域プロジェクトでは期間が限られていますので,経路の自動ナビゲーションができるところまでを予定しています. |
プロジェクトの内容 |
- コンピュータグラフィックスの基礎技術の学習
- キャンパスの計測実験とデータ処理
- C++プログラミングの実習 (開発環境は,Visual C++ または Linux が選択できます)
- 経路表示のプロトタイプ作成
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プロジェクト開催場所 |
プレハブA 増田研究室 |
プロジェクト計画 |
4月: CGの学習とキャンパス計測
5月: C++プログラミング実習,データ処理
6月: 3次元処理プログラムの実装 |
ホームページ |
http://www.nakl.t.u-tokyo.ac.jp/~masuda/index_j.html |
領域プロジェクト名称 |
製造業のための生産設備改修支援システムの構築 |
最大受入人数 |
2名 |
プロジェクトの狙い |
日本の製造業では,市場ニーズや経済環境の変化が激しいため,生産拠点の海外移転や,既存設備の短期間での改修が必要となっています.本プロジェクトでは,工場の仮想モデルに基づいて,遠隔地での工場の検討作業が行える情報システムの構築を考えます.リアルな3D仮想環境を媒介として,遠隔地での改修作業や改善検討などが協調的に行える,3Dコラボレーション環境の試作を行います. |
プロジェクトの内容 |
- C++プログラミングの実習 (開発環境は,Visual C++ または Linux が選択できます)
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プロジェクト開催場所 |
プレハブA 増田研究室 |
プロジェクト計画 |
4月: CGの学習と C++プログラミング実習
5月: 関連研究の調査
6月: 3次元処理プログラムの実装 |
ホームページ |
http://www.nakl.t.u-tokyo.ac.jp/~masuda/index_j.html |
卒業論文(最大受入可能人数:4名)
- ・テーマは領域と異なっても構いません.卒論開始時での相談に応じます.
- ・テーマはこれに限るものではなく,新しい視点での研究など,自主性は大いに奨励しています.
卒業論文テーマ |
大規模点群データを用いたキャンパス・ストリートビューの生成 |
最大受入人数 |
1名 |
卒業論文の狙い |
領域プロジェクトと同じです. |
卒業論文の内容 |
領域プロジェクトで取得したデータを利用して研究を進めます.手法的には, Web での利用を想定して,リアルタイム処理と転送データの圧縮などについて検討します. |
卒業論文開催場所 |
プレハブA 増田研究室 |
卒業論文計画 |
詳細については,協議して決めます. |
ホームページ |
http://www.nakl.t.u-tokyo.ac.jp/~masuda/index_j.html |
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