武田史子 准教授 テーマ一覧

近年は、株価データを用いて、法制度の変更や企業統治(コーポレート・ガバナンス)のあり方が、企業価値にどのような影響を与えるのか、という実証研究をしています。統計学・計量経済学、財務会計、英語力の向上に関心があると、やりやすいと思います。プロジェクトの詳細については、武田宛にお問い合わせください。ここに掲載していないテーマについても、相談により実施する可能性があります。
*過去に在籍した学生の学位取得論文タイトルは、こちらにあります。
*過去に在籍した学生の大学院進学実績は、こちらにあります。
*過去に在籍した学生の就職実績は、こちらにあります。

領域プロジェクト(3名受け入れ)
 
卒業論文(4名受け入れ)

領域プロジェクト(最大受入可能人数:3名)

領域プロジェクト名称 内部統制報告書が株価に与える影響に関する研究
最大受入人数 1名
プロジェクトの狙い ニュースが企業価値に与える影響を、株価データを用いて推定する、標準的な手法を学ぶ。
プロジェクトの内容 内部統制報告書で重要な欠陥があるとされた場合、当該企業の株価がどのような影響を受けるのかを、イベント・スタディ手法を用いて、推定する。
プロジェクト開催場所 南山堂ビル3階 F室
プロジェクト計画 4月:研究室における先行研究を読む一方で、統計学および計量経済学の基礎知識を学ぶ。計量経済ソフト「EViews」の使い方を学ぶ。
5月:内部統制報告書の開示日前後の株価反応(累積異常収益率=CAR)を説明する重回帰分析を行う。計量経済ソフト「EViews」を用いる。多重共線性、分散不均一性のテストと、処理方法を学ぶ。
6月:結果の考察および成果発表。
領域プロジェクト名称 日本企業の対外M&Aが企業価値に与える影響に関する研究
最大受入人数 1名
プロジェクトの狙い ニュースが企業価値に与える影響を、株価データを用いて推定する、標準的な手法を学ぶ。
プロジェクトの内容 対外M&Aに関するニュースが、当該企業の株価にどのような影響を与えるのかを、イベント・スタディ手法を用いて、推定する。
プロジェクト開催場所 南山堂ビル3階 F室
プロジェクト計画 4月:研究室における先行研究を読む一方で、統計学および計量経済学の基礎知識を学ぶ。計量経済ソフト「EViews」の使い方を学ぶ。
5月:対外M&A発表日前後の株価反応(累積異常収益率=CAR)を説明する重回帰分析を行う。計量経済ソフト「EViews」を用いる。先行研究で用いたいくつかの変数を入れ替えて、実施する。
6月:結果の考察および成果発表。
海外企業による日本企業のM&Aが、企業価値に与える影響に関する研究
最大受入人数 1~2名
プロジェクトの狙い ニュースが、企業価値に与える影響を、株価データを用いて推定する、標準的な手法を学ぶ。
プロジェクトの内容 海外企業による日本企業のM&A発表が、当該企業の株価にどのような影響を与えるのかを、イベント・スタディ手法を用いて、推定する。
プロジェクト開催場所 南山堂ビル3階 F室
プロジェクト計画 4月:研究室における先行研究を読む一方で、統計学および計量経済学の基礎知識を学ぶ。
5月:2通りのケースを考えている。
1)米国と中国以外の国から、対象国企業を選び、日本企業に対するM&Aデータおよび株価データを取得する。マーケット・モデルおよびFama-French 3ファクターモデルにより、株価反応を推定する。推定した累積異常収益率(CAR)について、米国・中国のケースとの比較を行うため、グループ間の平均の差の検定(t検定とウィルコクソンの順位和検定)を行う。
2)中国企業による日本企業に対するM&Aデータ、株価データ、財務データ等を2011年分までアップデートする。マーケット・モデルおよびFama-French 3ファクターモデルにより、株価反応を推定する。推定した累積異常収益率(CAR)について、グループ間の平均の差の検定(t検定とウィルコクソンの順位和検定)および重回帰分析を行う。
6月:結果の考察および成果発表。

卒業論文(最大受入可能人数:4名)

領域プロジェクトの結果を見て、相談により決める予定。
 

ページトップへ