ITに将来性を感じたと同時に、ビジネス志向だったことから、文理融合型のCコースに進学しました。自分の中でイメージしていたのはソニー創業者の一人の盛田昭夫さんのように、技術に精通しながらもビジネスサイドで産業の創出を担えるような人物。それにはCコースが最適だと思いました。Cコースでは、ITや工学一般、経営・経済についての勉強はもちろん、プロジェクト演習などを通して大学内で泊まり込みながら同期の仲間達と一つのものを創り上げる経験をすることができました。
Cコースで得た文理融合型の知識・経験は、様々な人達と仕事を遂行する基礎力として今も役に立っていると思います。リーマンショックや東日本大震災で落ち込んだ日本経済やエネルギー供給をマクロレベルで立て直したいとの思いから、ビジネスの世界ではなく、経済産業省に入省しましたが、Cコースで得た知識・経験を存分に活かして、経済やエネルギーの分野などの社会システムの創成に今度も従事していきたいと思います。