学科生の方へ:【重要】海外渡航の手続きについて
システム創成学科に多く寄せられた質問をまとめました。知りたい情報がない場合には、お問い合わせからご質問ください。
質問は随時受け付けております。
単位の取り方について知りたい
単位についての詳細は、こちらのページをご参照下さい。
どのコースに進学するべきか、どのように決めたら良いでしょうか?
まずはプロジェクトや卒業論文をみて、興味のある分野や研究テーマを探してみましょう. 次にその研究を行っている教員についての情報を集めましょう.教員一覧から、その教員の研究室HPを見て、研究についての最新情報を調べてみてください. AコースとCコース、BコースとCコースなどそれぞれに同じ分野の研究をしている教員がいます. しかし、分野は同じでも、研究テーマは教員によって異なります.より自分の興味にあう研究室を探してください. その上で、どの研究室で卒業研究を行い、どんなテーマで卒業論文を書きたいかを考え、その研究ができるコース、その教員がいるコースに進学するのが良いと思いますが、全員が希望する研究室に確実に配属されるわけではありません.
時間割について知りたい.
時間割を公開していますので、こちらのページをご参照ください.
研究室配属・卒論配属(ゼミ)について知りたい.
コースによって卒論配属のルールは異なります.コース教員の研究室には、そのコースの学生が配属されます.他のコースに配属されることはありません. 配属時期は、Cコースは3年生の2月中に、 Aコースは4年生の4月中に、Bコースは4年生の5月中に行います. カリキュラムの「卒業研究 領域プロジェクト 卒業論⽂」もご参照ください.
卒論配属の条件は、3年生終了時に50単位以上取得していること、動機付けプロジェクト、基礎プロジェクト、応用プロジェクトの単位をすべて取得していることです. 配属は基本的に学生の希望を優先し、教員1人あたり学生配属数は上限2名とします.
Bコースの卒論配属のルールは非公開です. 学生の希望を第一優先にしますが、集中した場合には希望通りではない場合があります.
研究室の配属は基本的に学生の希望を優先し、最大3名の学生を1つの研究室に配属します. 3名を超える希望が1つの研究室に生じた場合、基本的には学生同士で話し合って調整をおこない、学生側から要望があれば教員が面接等を併せておこないます. 学生同士の話し合いや学生と教員の面接の際に、成績はもちろん一つの基準となりますが、成績のみで決まることは少ないです.各学生のそれまでの活動との連続性など、例年さまざまな観点から協議がおこなわれます.
卒業論文・卒業研究について知りたい.
近年の卒論タイトルと指導教員は各コースページに掲載しています. 卒業論文は、図書館で閲覧することができます.
同じ分野の研究をしている先生がいますが、違いは何ですか?
各コースの卒業研究やカリキュラムページのプロジェクトの実施例もご参照下さい.
カリキュラムや講義に関しては各コースごとになっています.同じ研究分野でもプロジェクトや卒業研究が異なります.
Cコースでは、他コースと同じ研究分野でも、例えば、機械学習を応用した環境変動予測や、経済性評価などを取り入れています.そして、それは研究分野の新たな広がりにもつながっています.
他コース、他学科、他学部の講義も履修出来ますか?
一部の演習科目などを除けば他コースの科目も履修できます.
他学科や他学部の講義についても同様です.
自分の興味、目標とする将来像に応じて履修して下さい.
学科のカリキュラムの特徴や各コースが提供する説明や履修モデルなどを参考にして下さい.
時間割と科目配当表はこちらをご確認ください.
https://www.si.t.u-tokyo.ac.jp/department/timetable/
学科カリキュラム
https://www.si.t.u-tokyo.ac.jp/department/curriculum/
履修モデル
https://www.si.t.u-tokyo.ac.jp/course/ee/course_model/
履修できます.キャリアパスに合わせた履修モデルを紹介しているので、参考にして下さい.
もちろん履修できます.SDMの必修科⽬はプロジェクト型の講義が主であり、その他の多くの講義は必修科⽬ではありません.⾃分の興味や⽬標にあった履修計画を⽴ててください.
汎⼯学と領域⼯学に関しては他コースの講義を受講しても構いません.ただし、プロジェクト演習は⼩⼈数で⾏なうことを前提としているものは必修としていますので、他コースを受講することはできません.
「国際プロジェクト」と「知能社会システム研修」は、PSIコースの学生しか履修できません.
システム創成学科(システム創成学)とは何ですか?どんなことを学べますか?
多次元の問題解決⼒を総合化できる人材育成を目指して
現代社会が直面する複雑な問題は、20世紀に構築された科学・⼯学技術のみでは解決できなくなってきています。理工学・社会科学などの知識・技術を融合することで俯瞰的視点を持ち、多次元の問題解決⼒を統合化することが求められています。システム創成学科では、21世紀型の「知」の構築と統合化できる人材育成を目指した教育を行っています。
3つのコースで専門的教育
システム創成学科ではこのような観点に⽴ち、⾃然科学・⼯学から社会科学までを包含したカリキュラム設計により、3つのコースで専⾨教育を⾏い、社会は何を必要としているのか、そのために何を作るのか、どのようにデザインし機能させるのかという問題の設定と解決ができる人材の育成を目的としています。
⼈類が直⾯している最も難しい問題のひとつ「環境・エネルギー問題」に挑む
キーワード: 発電 エネルギー経済 海洋 省エネ 温暖化対策 燃料電池 アンモニア エコカー 超軽量炭素材料 レアメタル メタンハイドレート 海底鉱物資源 CO2貯留 微生物共生 バイオ燃料 原子力エネルギー 放射線計測 放射性廃棄物処分 医学物理 プラズマ
複雑システムにおける情報とシミュレーション・生命原理をコアとしたカリキュラム
キーワード: 原子・分子・量子エレクトロニクス 流体力学 材料力学 量子ビーム 放射線 原子力 核燃料 医用工学 数値解析 計数化学 知能情報学 社会システム工学 認知システム工学 計数社会科学 テキストマイニング
理系と文系の垣根を超えたデザインテクノロジーとテクノロジーマネジメントの教育
キーワード: マネジメント、社会システム学、経営学、金融工学、FinTech、Web工学、人工知能、統計、最適化、シミュレーション、制御工学、生産工学、設計学、流体力学、構造力学、材料工学、破壊力学、物流システム、エネルギーシステム、ライフサイクル工学、リスクマネジメント、環境システム、経済学、 エネルギー資源、海底資源、地下水流動、太陽系探査
ABCのコースの違いはなんですか?
同じ学科なので、コース間の相違点/共通点どちらもあります。コースごとのカリキュラム、研究例、キーワード、卒業論文リストを参照して下さい。
学科教員一覧・コースの教員一覧(Aコース・Bコース・Cコース)や、プロジェクトのテーマ一覧などを参考に、⾃分が興味のあるキーワード・研究テーマを指導してくれる教員を探し、その教員の所属するコースを選択するのが良いと思います。
柔軟に他のコースの科目も履修できますが、そのコースの学生しか履修できない科目もあります。(国際プロジェクト、知能社会システム研修など)
大学院への進学を考えている方は、同様に、大学院で研究したいテーマの指導をしてくれる教員を探し、その教員が本学科で所属するコースを選択すると良いと思います。関連大学院のページのご参照下さい。
E&Eの特徴は、地球環境・エネルギーシステムの評価、エネルギー源の開発と利⽤、環境調和型技術の開発など環境・エネルギー領域の幅広い研究と教育などがあげられます。
キーワード: 発電 エネルギー経済 海洋 省エネ 温暖化対策 燃料電池 アンモニア エコカー 超軽量炭素材料 レアメタル メタンハイドレート 海底鉱物資源 CO2貯留 微生物共生 バイオ燃料 原子力エネルギー 放射線計測 放射性廃棄物処分 医学物理 プラズマ 地球システム
SDMの特徴として、社会系、物理系、プログラミングの科⽬がバランスよくあることと、シミュレーションに強いことなどがあげられます。
キーワード: 原子・分子・量子エレクトロニクス 流体力学 材料力学 量子ビーム 放射線 原子力 核燃料 医用工学 数値解析 計数化学 知能情報学 社会システム工学 認知システム工学 計数社会科学 テキストマイニング
PSIの特徴は、広域に及ぶ学問分野をカバーし,さらに学際的な試みにより新たな学問分野の創造を目指していることに特徴があります。是非各教員HPを参照下さい。是非各教員HPを参照下さい。
キーワード: マネジメント、社会システム学、経営学、金融工学、FinTech、Web工学、人工知能、統計、最適化、シミュレーション、制御工学、生産工学、設計学、流体力学、構造力学、材料工学、破壊力学、物流システム、エネルギーシステム、ライフサイクル工学、リスクマネジメント、環境システム、経済学、 エネルギー資源、海底資源、地下水流動、太陽系探査
他のコースや他学科の科⽬も履修できますか?
一部の演習科目などを除けば他コースの科目も履修できます.他学科の講義についても同様です。自分の興味、目標とする将来像に応じて履修して下さい。学科のカリキュラムの特徴や各コースが提供する説明や履修モデルなどを参考にして下さい。
履修できます。キャリアパスに合わせた履修モデルを紹介しているので、参考にして下さい。
もちろん履修できます。SDMの必修科⽬はプロジェクト型の講義が主であり、その他の多くの講義は必修科⽬ではありません。⾃分の興味や⽬標にあった履修計画を⽴ててください。
汎⼯学と領域⼯学に関しては他コースの講義を受講しても構いません。ただし、プロジェクト演習は⼩⼈数で⾏なうことを前提としているものは必修としていますので、他コースを受講することはできません。
「国際プロジェクト」と「知能社会システム研修」は、PSIコースの学生しか履修できません。
⽂系から進学できますか?数学やプログラミングが苦⼿なのですが⼤丈夫でしょうか。
文系出身の方や数学,プログラミングが苦手な方でも、ご自身の興味を広げ深めることは可能です。 もし活動の過程でスキルの不⾜を感じた場合には、それを伸ばすためのカリキュラムの⾃由度と時間的余裕が準備されています。 システム創成学科は個々の動機付けを尊重し、主体的な⾃⼰啓発への取り組みを積極的に応援しています。
各コースの対応については以下の通りです。
また、実際に文系から進学した学生の声もご覧ください。
数学(やプログラミング)ができればできるなりに、できなければできないなりに、それぞれの興味を広げ深めることは可能です。 もし活動の過程でスキルの不⾜を感じた場合には、それを伸ばすためのカリキュラムの⾃由度と時間的余裕が準備されています。 システム創成学科は個々の動機付けを尊重
多くはないですが、文系からの進学者も毎年少数います。数学やプログラミングはできるに越したことはありませんが、初心者からそれなりに経験のある学生までカバーできるようなカリキュラムあるいはサポートをコースでも心がけています。
文系からも進学できます。
PSIは、数学・物理学・情報科学などに基礎をおく⼯学的な⼿法を、製品開発や企業経営だけでなく、社会の運営といった⾯にまで拡張することができる素養を持った⼈を養成しようとしています。 そのため、駒場で⽂科で勉強した⼈でも、⼗分対応できると考えています。 もちろん、現在の理科のカリキュラムをある程度、前提としますので、数学に弱いとか、コンピュータリテラシーがない、などの場合には⾃分で補充せざるを得ない⾯があるかと思います。そのような場合には、学⽣全員、⼀⼈⼀⼈に勉学の相談相⼿となる教官をあらかじめ指名しておく「ビッグ・ブラザー制」がありますので、その教員に相談することをお奨めします。
カリキュラムの幅が広いですが、広いだけでなく深い専⾨分野をもつことはできますか?
システム創成学科では、21世紀型の諸問題に対して、社会科学などの知識・技術も融合した俯瞰的視点をもち、⾰新的なディシプリンの創出・深化・総合化をしていく人材の輩出を教育の目的としています。汎工学から始まり、基礎工学、領域工学と学年が進むに従い,個々の興味に応じて、専門分野の理解が深まります。また、プロジェクト演習を通して、得られた知識の実線と定着がなされます。一見すると、従来型の専門分野についての教育が疎かにされているように見えるかもしれませんが、従来型の分野にとらわれない、学際的・分野横断的な科目群や出口を意識した科目を多く揃えているからです。もちろん各科目の中で必要な専門的学習はできます.詳しくは、学科カリキュラム全体の説明や各コースのカリキュラムの説明をご覧下さい。
講義の詳細はUTAS(学務システム)または東京大学授業カタログをご覧ください。
文系からも進学できますし、過去にも何人も文系出身の学生が進学し、卒業しています。数学やプログラミングができればできるなりに、できなければできないなりに、それぞれの興味を広げ深めることは可能です。 もし活動の過程でスキルの不⾜を感じた場合には、それを伸ばすためのカリキュラムの⾃由度と時間的余裕が準備されています。 システム創成学科は個々の動機付けを尊重し、主体的な⾃⼰啓発への取り組みを積極的に応援しています。
もちろんできます。システム創成学科の特徴として、従来の学術分野にとらわれない広い分野の講義を⽤意していますので、広い範囲の科⽬を学習します。また、多くのプロジェクト型の講義(動機付けプロジェクト、基礎プロジェクト、応⽤プロジェクト、領域プロジェクト)があり、様々な分野の専⾨家の教員が指導を⾏います。⾃分の興味がある分野の専⾨知識をプロジェクト型の講義を通して深くすることができます。
PSIのカリキュラムはよく練られており、特に効率よく⼯学系基礎(⼯学リベラルアーツ)を学べるようになっていると⾃負しています。 これらに関しては、科⽬間の重複を調整し、連続性を重視し、また演習とも関連付けていて、従来カリキュラムと同等の深さがあると考えています。しかし、旧来の⼯学系のカリキュラムの中で、個別の領域に特化した講義(○○機械とか××設計法といった科⽬ですが)は切り捨てた⾯があります。その意味で、特定の領域に関して深く学ぶのではなく、かなり広い分野に共通する基礎的な科⽬を深く学ぶのが本コースの特徴であると考えています。詳しくはPSIのカリキュラムをご確認ください。
進路について教えて下さい。
半数以上の学生が大学院に進学し、より専門を極め、問題解決能力を磨きます。主な就職先は、官公庁から、製造業(機械・精密・素材など)、資源・エネルギー関係企業、商社、情報・通信、金融・保険、コンサルティングなど多岐にわたります。
2016~2018年度の3年間では、卒業生の進路は進学と就職で半々となっています。
およそ半数の卒業生が就職しています。主な就職先は、官公庁、製造業・情報・通信、金融・保険・サービス・物流・運輸・卸売・小売・不動産・教育と多岐にわたっています。大学院進学は、主として工学系研究科技術経営戦略学専攻、工学系研究科システム創成学専攻となっています。
⼤学院はどこに進学できるのですか?⼤学院専攻との関連を教えてください。
システム創成学科には、従来の(学部と⼤学院の)ような⼨胴型の⼤学院はありません。講義やプロジェクトなどを通じて、⾃分が研究したいテーマが決まったら、その研究を指導してくれる教員を探し、その教員の所属する専攻を受験します。
E&Eコースの教員が所属する専攻は下記の5つです。それぞれの詳細は各専攻のHPをご確認ください。
新領域創成科学研究科
・環境システム学専攻
・海洋技術環境学専攻
・先端エネルギー⼯学専攻
工学系研究科システム創成学専攻に進学するケースが8割ほどで、この他に工学系研究科原子力国際専攻や情報理工学系研究科へ進学するケースも少なくないです。これらの専攻の教員の多くが、システム創成学科を兼担しており、学部での講義や課外活動の中でも大学院での研究内容を知ることができます。SDMコースの教員が所属する専攻は下記の5つです。それぞれの詳細は各専攻のHPをご確認ください。
⼯学系研究科
・システム創成学専攻
・原⼦⼒国際専攻
・技術経営戦略学専攻
新領域創成科学研究科
・人間環境学専攻
就職について教えて下さい。
卒業⽣の進路をご確認ください。
過去に学部で卒業した⼈の就職先は、IT関係、技術系コンサルタント、エンターティメントなどの企業が多く、従来の⼯学部のような製造業を希望する学⽣はごく少数派ですが、希望すれば⼤体どの業界でも可能と⾔っていいでしょう。 ⼤学院修⼠課程の修了⽣では製造業に就く⼈が増えますが、それでも半数に及びません。⼤部分はIT関係、エネルギー・運輸などの公共サービス、コンサルタント、ソリューションビジネス、公務員などの技術職が占めています。 博⼠課程を修了すると、さすがに⼤学、企業、公共研究機関の研究職に就く⼈がほとんどになります。 基本的に、業界のしがらみなく科学技術に関する知識を⽣かせるどんな職にでも就ける分野だと⾔えるでしょう。
2014~2018年度の5年間では、省庁、製造業、情報、通信、金融、保険、サービス、物流、運輸、卸売業、教育、など様々な分野に就職しています。
コースの卒業単位を⼗⼆分に良好な成績で修めている限り、就職を⼼配する必要は全くありません。企業における学科の認知度も⾼くなっています。
これからは、⽂系就職するのであっても⾼度な専⾨知識が必要ですので、⼤学院で専⾨を深めた⽅がよいと思います。⽶国では既にそうした状況になっており、銀⾏などに数学など⾼度な専⾨知識をもった⼈材が⾏って活躍しています。むしろ、これまで⽇本が規制などの特異な理由でそうならなかったと思われます。
見学は可能ですか?
授業はどのキャンパスですか?
基本的には、2年生は駒場キャンパス、3・4年生は本郷キャンパスで行われます。一部例外があることがあります。
また、プロジェクト系の授業ではスポット的にその他のキャンパスで実施することもあります。
Aコース(E&E)
環境・エネルギーシステムBコース(SDM)
システムデザイン&マネジメントCコース(PSI)
知能社会システム