エネルギー源の確保と環境への調和
⼈類が直⾯する最難問に挑む!
環境関連の他学科と異なり、個別の専⾨教育よりも先に環境・エネルギー領域の幅広い知識を修得した後で、学⽣が興味を持った専⾨分野に将来進路を選択させる⽅式をとっているのが特徴です。
新しい「知」の創造を重視して、「汎⼯学」、「プラクティス」、「プロジェクト」および「領域⼯学」の4つの特徴を持った新しいタイプの学習体系を構築。カリキュラムの柱である「プロジェクト」。グループ単位で学⽣主体となり演習・ゼミを⾏いながら応⽤⼒をつけます。
今世紀、⼯学の最⼤の課題である「環境・エネルギー」は、従来の個別学術の枠を超えて、多くの学術分野が相互に関連する問題です。E&Eコースでは、この問題を技術、社会、政策の巨⼤システムの問題として捉え、⻑期的かつグローバルな視点から総合的に理解し、持続可能な社会を創成することのできる⼈材を育成します。
環境・エネルギーを特定の学術分野からの視点ではなく、幅広く俯瞰的に理解することのできる能⼒を育成します。このため理系・⽂系を問わず多様な学⽣を受け⼊れています。
環境・エネルギー問題にかかわる諸課題を分析・評価して解決するための知識と⽅法論を基礎から教育し、これらを⾝につけた⼈材を育成します。
吉田 善章教授
プラズマ中に自己組織化される構造を解明し、高性能の核融合プラズマ閉じ込めや反物質プラズマ生成に応用する研究を行っています。プラズマ実験装置RT-1では、自然界でおこるプラズマの「磁場閉じ込め」である磁気圏プラズマの生成メカニズムを研究しています。これによって、様々なプラズマ閉じ込め方式に共通する一般的な原理を解明します。理論的には、プラズマが棲む位相空間の幾何学が研究テーマです。磁場がある空間ではプラズマの運動を支配するトポロジー束縛が生じ、それによってプラズマが自然に閉じ込められることが説明されます。このような時空理論の研究を通して数理科学とくに非線形数理の前線を切り開いています。
Aコース(E&E)の 時間割の一例です。最新の時間割はUTASをご確認ください。
Aコース(E&E) 環境・エネルギーシステムの在校⽣・卒業⽣にコースを選んだ理由、研究内容をインタビューしました。
Aコース(E&E)
環境・エネルギーシステムBコース(SDM)
システムデザイン&マネジメントCコース(PSI)
知能社会システム