学科生の方へ:【重要】海外渡航の手続きについて
E&Eコースの学⽣は、地球環境・エネルギーシステムの評価、エネルギー源の開発と利⽤、環境調和型技術の開発などの諸分野での活躍を⽬指して、次の知識・⽅法・能⼒を修得します。
E&Eコースは、環境関連の他学科と異なり、個別の専⾨教育よりも先に環境・エネルギー領域の幅広い知識を修得した後で、学⽣が興味を持った専⾨分野に将来進路を選択させる⽅式をとっているのが特徴です。
・基礎をしっかり学びながらプロジェクト演習で応⽤能⼒を⾼める
・学⽣の⾃主性を育てる
という新しい教育を⾏っています。
夏季インターンシップ(※1)、環境エネルギー研修、原⼦炉・ビーム実習
コミュニケーション技法A1,A2 ※いずれか1つ
海外インターンシップ(※2)、環境・エネルギープロジェクト
夏季インターンシップは、学⽣の⾃主性を育て視野を広げることを⽬的として、夏季休暇(春季休暇も可)を利⽤した各種社会活動(企業等における実習、海外研修、調査、ボランティア活動等)に履修単位を与えるものです。
学⽣のみなさんは、積極的に受け⼊れ先を探したり、研修・調査などの計画を⽴てて、実際的な技術・専⾨知識の向上、勉学の⽬的意識の⾼揚、⾃⾝の将来の⽅向性などを考えるために役⽴ててください。
対象学年:学部4年⽣(1単位)
実施期間:夏季休業中(春季休暇も可)の1〜4週間(受け⼊れ先等により異なる)
実施要領:5⽉中旬頃までに担当教員が説明会を開催
システム創成学科では、3,4年生を対象に海外研修・海外インターンシッププログラムを行っています。海外研修は、学生が主体となり渡航先を決めた上で、大学や企業などを訪問します。海外インターンシップについてはより実践型で、企業、研究期間、大学などで1~2週間のインターンシップを行うものに対して単位を付与しています。他にも、研究室単位での共同研究などの交流を通して、実践的な国際交流を進める場を出来るだけ多く、早くから提供するようにしています。
PBLは、Project-Based Learningの略です。
時代が進み、学問が進化するにつれ、教員側が学⽣に教えたいことがどんどん増えてきました。勢い、意識せぬうちに詰め込み教育になっていたり、⼗分な説明もしないまま、学期にまたがる講義の連続性を学⽣が意識してくれるものと誤解して教育を進めてしまうなど、いささかの弊害が感じられるようになってきました。
PBLは、この反省に基づき、本来の⼯学教育は何かに⽴ち返って実施しているものです。つまり、学⽣に本当に⾝に付けて欲しいものは、「Know Whatではなく、Know How(何を知るかではなく、問題にどう対処するか)」、「問題”解析”能⼒よりも問題”解決”能⼒」であることを前⾯に打ち出し、学⽣主体の演習・ゼミをカリキュラムの柱とし、教員陣はそれを最⼤限サポートすることとして、完全にカリキュラムを再構築しました。
こうしてでき上がっているのがシステム創成学科のカリキュラムであり、主題を環境・エネルギー問題に置いて作ったのがE&Eのカリキュラムです。これは、⼀⽅通⾏に近い講義群を並べるよりも、教員にとってはとても負担の増えることなのですが、⼤学院学⽣の補助を得られるTeaching Assistant制度も最⼤限に活⽤して、新しい時代の本来の⼯学教育という意識と気概と情熱を持って進めております。
具体的には、専⾨教育が始まる2年A1A2から、週1回午後全部を使って、動機付けプロジェクトという調査・⽴案型のプロジェクト科⽬が始まります。3年S1S2以降は、毎学期週2回、午後全部を使ったプロジェクト科⽬があります。内容は、実験・物作り演習・スキルアップ型演習・調査研究型演習(ミニ卒論的)・卒業研究などです。
環境・エネルギー問題を議論し、研究をスタートアップできるようになるための教養は次のように分類できます。
動機付けプロジェクトでは3班に分かれてそれぞれの分野の⼊⾨的な学習・調査研究を⾏い、 問題意識を向上させます。 各問題に対する様々な理⼯学的な現象解明⽅法や問題解決⽅法を学びます。
数学及び物理演習により、⼯学に必要な基礎的な知識を再確認すると共に、⼀般的な応⽤物理実験と、環境とエネルギーに関する実験演習を少⼈数単位で⾏うことにより、実際にものに触れ、直感⼒を養うとともに、思考分析能⼒を⾝につけることを⽬的とします。またレポート作成技術を習得することも重要なテーマとしています。
応用プロジェクトは3年A1A2学期の必修科目です。
「エネルギー源の開発と利用」,「環境調和型技術の開発」,「環境・エネルギーシステム評価」などのテーマから課題を選択します。グループワークを通して実験・物作り・調査などに取り組む、学⽣主体の課題解決型学習を実施しています。
領域プロジェクトは、4年S1S2の学⽣の必修科⽬です。
環境・エネルギー分野の研究に触れるとともに、教員による個別指導を受けることで向学⼼を促し、卒論研究で要求される論⽂の書き⽅、期限付き報告書のまとめ⽅、発表の仕⽅、討論の仕⽅などを練習します。環境・エネルギー問題に関する知識と解決能⼒を学部段階で⾝に付け、新産業分野を切り開く、または科学ジャーナリストなどで活躍するための素養を⾝に付けることを⽬標にしています。
4年S1S2に実施される領域プロジェクトの後半から卒業研究を開始します。実施テーマは新年度初頭に各教員から提⽰され、受講学⽣は希望に応じてテーマを1つ選択します。各テーマを選択した学⽣は指導教員の研究室において研究活動を⾏います。
講義の詳細はUTAS(学務システム)または東京⼤学授業カタログをご覧ください。
UTAS(学務システム)東京大学授業カタログ
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Aコース(E&E) 環境・エネルギーシステムの在校⽣・卒業⽣にコースを選んだ理由、研究内容をインタビューしました。
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