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システム創成学科 知能社会システムコースについて

Q&A

過去に寄せられた質問と答えをまとめました。

知能社会システムコースについて、まだまだ聞いてみたいことがあると思います。電子メールでお気軽に質問をお送りください。 質問は こちら まで。 折り返しメールでお答えします。

うまく送信できない場合は、下記まで。

〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学工学部システム創成学科Cコース
「知能社会システム」事務室
psi-info@si.t.u-tokyo.ac.jp
Tel: 03-5841-6533

寄せられた質問の要旨

Q1.現在文科II類の1年の者ですが、文系からは進学できますか?
できます。

なお、文系から進学してきた際に、2年生冬学期からの専門科目がついていけるかどうかという心配があるかと思います。本コースの理念は、数学・物理学・情報科学などに基礎をおく工学的な手法を、製品開発や企業経営だけでなく、社会の運営といった面にまで拡張することができる素養を持った人を養成しようとしています。

 したがって、カリキュラムを見ていただけると分かりますが、数学や物理学あるいは情報科学をバックグラウンドとする科目と、経済学、経営学をバックグラウンドとする科目とがあります。このどちらか片方だけを取って卒業することは不可能ですが、しかし、例えば数学、情報科学系と経営学系の科目に重点を置いて卒業することは可能です。また、逆も可なりで、必ずしも物理学的な素養は中心ではありません。

 その意味で、駒場で文科で勉強した人でも、十分対応できると考えています。もちろん、現在の理科のカリキュラムをある程度、前提とはしますので、例えば全く数学に弱いとか、コンピュータリテラシーがない、というようなことになると、自分で補充せざるを得ない面があるかと思います。そのような時には、学生全員、一人一人に勉学の相談相手となる教官をあらかじめ指名しておく「ビッグ・ブラザー制」がありますので、その教員に相談することをお奨めします。
 なお、平成19, 20, 21年度には文科IIあるいはIII類から1名ずつ進学者がありました。
Q2.学科の研究内容を紹介するような企画はありますか?
知能社会システムコースの概要を実際に見ていただくオープンハウスが毎年5月か6月に開かれます。当日はコースの概要説明や、教員との懇親会等が予定されています。
4月には、ホームページで告知しますので、確認の上、是非ご参加下さい。
Q3.かなりカリキュラムの幅が広いですが、深さのほうは大丈夫ですか?
本コースのカリキュラムはよく練られており、特に効率よく工学系基礎(工学リベラルアーツ)を学べるようになっていると自負しています。これらに関しては、科目間の重複を調整し、連続性を重視し、また演習とも関連付けていて、従来カリキュラムと同等の深さがあると考えています。しかし、旧来の工学系のカリキュラムの中で、個別の領域に特化した講義(○○機械とか××設計法といった科目ですが)は切り捨てた面があります。その意味で、特定の領域に関して深く学ぶのではなく、かなり広い分野に共通する基礎的な科目を深く学ぶのが本コースの特徴であると考えています。ホームページにカリキュラムが出ていますので、自分で、何が勉強できるのか、チェックして下さい。
Q4.社会システム系とデザイン系の二つあるようですが、両方の講義を取れるますか?
もちろん。どちらかに重点を置くことは可能ですが、両方取って頂くのが前提になっています。
Q5.設計のことはきちんと学べますか?
講義と演習の両面で、設計を体系的かつ効率よく学べるような配慮がされています。まず、講義としては、設計に必要な材料や力学、設計をどう進めるかに関する設計学、設計者として必須の知識である環境やエネルギーなどの科目が準備されています。一方、演習では、従来の工学部の学科にはなかった幅をもって設計を実際に体験しながら、かつ少人数で効率的に学ぶことが出来るようになっています。
Q6.就職は大丈夫でしょうか?
コースの卒業単位を十二分に良好な成績で修めている限り、心配する必要は全くありません。企業における学科の認知度も高くなっています。
Q7.将来テーマパークを企画・実現するような仕事に付きたいと思っています。どうやって面白いものにするか、ということと、どうやって必要な装置を作るか、そしてお金の問題。これらを幅広く学びたいと思っていました。そこに、知能社会コースができたので、ビックリしています。そんな私にピッタリだと思うのですが、どうでしょうか?
あなたにぴったりのコースだと思います。個別技術や分野の専門家というよりも、そのような人を集めて、プロジェクトを立ち上げ、運営していく人を育てたいと考えています。そのためには、各分野の提案を理解し、評価できるだけの専門の基礎知識と、マネージメントの能力が必要になります。この両者をバランスよく学習できるようにしたいと考えています。
Q8.どうも知能社会コースは進振の点が高くなりそうです。是非進学したいのですが、私の点では心配です。最低点は、ずばり何点しょうか?
進振に関しては、我々も全く予測がつかない状況で、こればっかりは教員側ではコントロールできません。もちろん、我々としては勉強を頑張った優秀な諸君に報いることが出来るようなコースであって欲しいと願っています。しかし、一方でコースとしては、駒場の成績の良い学生ばかりに進学して欲しいとは決して思っていない面もあります。というのも、現在の進学振り分け方式では本当に勉強を頑張った人よりも、テクニック?に長けた人が点数が高い傾向にあるからです。むしろ、志の高い人に期待しています。是非、進学希望は出してみてください。
Q9.大学院はどこに進学できるのですか?
システム創成学科あるいは本コースには、従来の(学部と大学院の)ような寸胴型の大学院はありません。講義やプロジェクトなどを通じて、自分が研究したいテーマが決まったら、その研究を指導してくれる教員を探し、その教員の所属する専攻を受験することになるでしょう。本コースの教員は次のような専攻に所属しています。

工学系研究科 システム創成学専攻 技術経営学専攻 新領域創成科学研究科 環境学専攻(人間・人工環境学)
Q10. 知能社会の2年の授業は駒場であるのでしょうか?
はい、ほとんどは駒場で行ないます。ただし、本郷での授業もあります。
Q11. 大学院の枠はどのくらいあるのでしょうか?
学部と大学院の定員は、学部定員の80%くらいと考えていただければよいと思います。ただ、大学院は東大以外の大学からも受験しますので、内部から進学するのは70%くらいではないかと思います。
Q12.想定している就職先の例をみますと、銀行や証券などの文系も多いように思います。そのようなところに行くのであれば、大学院は必要ないのではないでしょうか?
これからは、文系就職するのであっても高度な専門知識が必要ですので、大学院で専門を深めた方がよいと思います。米国では既にそうした状況になっており、銀行などに数学など高度な専門知識をもった人材が行って活躍しています。むしろ、これまで日本が規制などの特異な理由でそうならなかったと思われます。
Q13.知能社会コースの説明をみますと、ビジネス色が強いように思います。ビジネスに利用できない科目はカットされるということはありませんか?
そのようなことはありません。確かにカリキュラム上は、これまでの領域工学で教えていたような学問体系を個別の講義で教えることはありませんが、そのかわりに力学などを領域に依存しない抽象化された形で教える講義を加えています。
Q14.システム創成の他コースの講義を受講することはどの程度認められているのでしょうか?
汎工学と領域工学に関しては。他コースの講義を受講しても構いません。ただし、プロジェクト演習は小人数で行なうことを前提としているものは必修としていますので、他コースを受講することはできません。
Q15.ビジネスを考えるのであれば、交渉力などの人間的な要素が重要になってくると思います。カリキュラムを見ますと、システムや数学など、人間系ではないものが中心となっているようですが、大丈夫でしょうか?
プロジェクト演習などでは、小人数に分けて課題をこなしてもらいますので、人間的なコミュニケーション能力が重要になります。演習を通じてプロジェクトのマネージメントも学んで欲しいと考えています。これまでの既存の工学では解析のテーブルに乗りやすいものばかりを扱ってきた面がありますが、知能社会システムコースではそれ以外の面もきちんと教えられるようにしています。
Q16.経営などは、企業に入ってから身につければよいという人もいます。領域工学をきちんと勉強した方がいいという考え方もあるのではないでしょうか?
これまでの工学では狭い領域を深く教えてきました。それを否定するわけではありませんが、今の日本社会の現状を見て、狭い領域の専門家だけを育成するこれまでのシステムでこれからもうまくやっていけると自信をもっていえるでしょうか?私たちは、このような反省に立って、これまでの工学部が育てられなかったような人材を育てるコースとして知能社会システムコースをデザインし、教育を行ってきました。
Q17.僕は現在理I2年で、今度の夏に進振りを控えているものです。いろいろとこの1年どこに進もうか悩んできましたが、もともと理系の専門的知識を活かした上で社会のいかなる分野にも対応できる、ゼネラリストとも言うべき存在としてこれからの社会を生き抜きたいと思っていたので、そんな自分にまさにぴったりと思えるこの学科の存在を今年になって知ってから、何としてもこの学科への進学を希望しています。
しかし進振りの点が低いためはっきりいって行けるかどうか不安です。でもそのためだったら留年も辞さない覚悟です。それくらいのやる気はあります。

しかし残念ながら5月30日のオープンハウスは存在を知らなくて、参加できませんでした。

そこで真に勝手ながら具体的にどんなことをやるのか、研究室に一度見学に行き たい のですが、それは可能なのでしょうか。

また本学科への進学が決まるまえに、 そこへ進みたいと考える僕のような生徒に、学科側が期待するこれだけはやって おいてほしいみたいなことは具体的にはないのでしょうか? あれば教えてください。
研究室見学はできます. Home Page上から見学したい研究室を探して,そこへ申しこんだらいかがでしょうか?
教員紹介のページの<教員名>に、各教員のHPへのリンクが張ってありますので、 それを参照してください。ほとんど全ての研究室が見学をさせてくれますよ.

次に何を勉強すべきかですが,これは教員によっていろいろな意見があると 思います.学科としては,特別な要求をしていません.

ですから,私個人の要求を書いて見ます.私は駒場を General Artsを学ぶ場だと理解しています.それだけに 大学での数学や物理をしっかり学ぶ事を勧めますが, それは当然だと考えると,次の1点をお願いしたく思います.

本を沢山読む.新書でよいですから,1日1冊.この夏休み,最低20冊, できれば40冊を読んでみませんか?分野は問いません.本は図書館でも 良いし,古本屋で安く買ってもいいでしょう.
最後に,この夏,何かに挑戦してください.青春の貴重な時間を 安売りしないで下さい.

また,「留年も辞さない」という決意は買いますが, 実際のところ,学科選択のための留年はそれほど価値は ないと思います.この点も他の先生と相談してみてください.
Q18.このコースには各「系」の授業があるのですが、その「系」はコースに入学したあとに選択し、その刑の授業を受けるということなのですか?あるいは「系」はただの授業の分類で、授業選択は学生の好きなようにできるのですか?
系は単に授業の分類で、好きに取ってもらってかまいません。コースとしては、多様な分野の講義、演習を取ることを勧めています。

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